離婚に踏み切る前に別居してみるのも一つの選択肢

離婚を考えた後、一気に離婚届に突き進むのではなく、いったんお互いが別居して、様子を見てみるのも一つの選択肢ではないでしょうか。人の気は移ろいやすいもので、一時は感情的になってしまって適切な判断がつかなくなってしまうこともあります。そうした状態での離婚の決断は間違っていることがないとは言えません。

したがっていったん別居して、冷静な状態で離婚について考えてみるのです。例えば単身赴任などで夫婦が離れ離れで生活することがありますが、こうしたときはお互いが相手のことを客観的な目で見ることができるため、案外お互いの長所がよく見えるため相手のことを見直すことがよくあります。離婚の前に離れて生活してみるのは、もう一度相手のことを客観的な目で見直すためなのです。こうすることによって、相手の真実の姿が見えて夫婦の関係が修復することもあるのです。ただ別居に当たっては注意する点があります。

離婚前の別居で気をつけなければいけないこと

離婚前に別居するといっても、まだ離婚している訳ではありませんから、生活に対する公的援助などが受けられることはありません。とはいえ別居前に扶養されていた身なら、別居中の生活費を請求することはできます。これを請求するためには間違っても感情的になって家を飛び出したりしないことです。

同じ別居でもお互いに話し合っての場合と、一方が勝手に飛び出した場合では大違いです。したがって、その後の生活のことを考えて、これだけはよく守らなければなりません。次に注意したい点は、別居中は離婚裁判になることも想定して、原因に対する証拠集めをしておくことです。そうでなければ裁判で優位な位置に立てません。

なお別居中の生活費に関しても紛争の種になるかもしれません。それを避けるためには家庭裁判所で婚姻費用分担の調停や審判を受ける方法もあります。インターネットのサイトには家庭裁判所で使われている婚姻費用分担の算定表が載っていますから、それを参考にするといいでしょう。

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